ABOUT

わたしたち西村織物は、絹と歩み続けて430年以上、機屋として160年以上博多の地で帯を中心にものづくりをしてまいりました。


そして、より多くの人に着物や帯を知っていただき、身近に感じていただきたい、という想いから、ObitOがはじまりました。


日々絹糸に愛情をそそぐつくり手の想いをお届けし、そして、人々をつなぐ糸のような存在を目指してまいります。


日常の生活の中で本物の絹に触れ、その輝きや質感を感じながらご愛用いただければとてもうれしく思います。


Textile - 織りもの -

わたしたちは着物の「帯」を中心にものづくりをしています。工場では、帯の製品以外にも「サンプル生地」や「織り出し生地」などと呼ばれる帯生地が発生します。この生地はもちろん、本物の帯と同じクオリティでつくられています。帯地を日常使いできるアイテムにすることで、和装にとらわれずに本物の絹の質感や博多織の特徴であるしなやかな風合いと丈夫さにふれていただき、「きもの」文化が広まれば良いなと考えております。




Knit - 編みもの -

西村織物は、1587年に生糸商として創始して以来430余年、絹糸とともに歩んできました。そして、博多織最古の織元として、日々帯を織り続けております。そんななか、「製造の過程においてどうしても発⽣する計算外の最⾼級の絹⽷アップサイクル」は西村織物にとって、常に大きな課題でした。大変細く繊細であるため、撚糸としての再利用にはハードルが高いためです。しかし、今回これらの課題をクリアするような⾼い技術を持つニットメーカーと出会い、開発が実現しました。最⾼級の絹⽷の持つ光沢や肌ざわりの良さが特徴のニットアイテムです。博多織業界では初めて、永年の課題であった⽷のアップサイクルをシルクニットという形で実現。着物⼈⼝が減少するなかで博多織や絹⽷のすばらしさを知って頂ける機会を創出します。

Creative adviser(Textile・Knit)
大嶋 暁子

adviser(Textile)
御堂島 理代
https://www.midojima.jp/